雪の天狗堂
〜 新ルートから雪の天狗堂 〜
【年月日】平成14年1月12日(土) 【山域】 鈴鹿   
【山名】 天狗堂 【メンバー】単独   【天候】晴
【アプローチ】自宅----御池林道  

今年の仕事始め以降、休日なしのつもりだったが、鈴鹿周辺の ピンポイント予報
『全て快晴』を黙って見過ごすわけにはいかない。  
しかも、3連休やないの、残りの2日そして平日にがんばろう との極めて常識的な
判断で母なる鈴鹿の懐へ飛び込もう。  

永源寺ダムを過ぎても雪はないが凍結注意、君が畑の集落を通 り抜けると約20
cmの積雪に轍がレールとなっている。  
我が相棒はフルタイム4駆なれどいかんせん足が短い。
1年中気合いが入った4駆だが足が短いとは似たもの相棒だ。  
ガガッ ガガッー と腹をするが雪やから大丈夫でどんどん進む。

ヨシッ 目指すは御池テーブルランドとの気まぐれで小又谷出合い広場へ突進した。
が、道の真ん中で動かなくなった、降りてみると白く綺麗に見えた雪はカチカチに凍
り付いている。その氷に乗り上げて我が相棒は亀さん状態。
約40分の格闘でやっと脱出、動くうちに帰ろうですごすごと元来た道を走る。  
とは言うもののここまで来てこんな好天にただ帰ってなるものか 天狗堂の新ルートを
歩いてみよう。  

 見た目程、甘くはなかった、この雪カチカチ、

 轍も凍り付いていた、Uターンすらできない。

小さな谷の左岸から登り始め、尾根には取り付かず大岩から右の植林の谷沿いを進む。
右岸からトラバース気味に左の尾根へと近づ いていくと案内板あり、尾根に乗る。  
積雪20〜30cm右後方の展望が開けてくる。向かいの斜面に動くものはカモシカの子供
だった。西から来る尾根と合流してしばらく行くと急登が始まる。
雪と戯れながらの急斜面は楽しい。ポカ ポカ天気ですぐに汗が噴き出した。  
白いベールに包まれた頂上の大岩に怖々登った。爽快。

 てっぺん〜〜 っ て感じの雪を

 かぶった大岩
    天狗のてっぺんと御池、、鈴

眼前、雪の御池が圧倒する。  
急造雪テーブルで至福のビヤーランチ終え、急降下で来たルート を戻った。  
やはり、母なる鈴鹿は暖かく迎えてくれた。



鈴、御池、藤原のパノラマ


home  鈴鹿の山

inserted by FC2 system